国政報告

拝啓
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか、お伺い申し上げます。
七月末に終わった通常国会では、政治とカネを巡る不祥事の追及に忙しく、政府提出法案の成立は八四%にとどまりました。しかも、日本経済立ち直りの展望は依然として立っておりません。
不祥事追求は、政官業癒着の利益誘導政治を打倒する必要性を国民の皆様に訴える上で、また個人情報保護法案と武力攻撃事態法案の成立阻止は、国民の皆様が安心できる個人情報保護法案と災害・テロ・不審船対策に役立つ緊急事態法案を作る上でプラスになったと思います。しかし日本経済を回復させる政策を政府・与党に実施させることが出来なかったことは、残念でなりません。
国民全体の利益を忘れ、一部の既得権益を守ってカネと票を集めることばかり考える政治を無くし、日本経済の改革と景気回復を両立させる為、私は今後も世田谷を基盤として国政レベルで一生懸命努力して参る所存であります。
来年四月の統一地方選挙では、私と志を同じくする世田谷区議の自由党公認候補予定者として、現職の上島よしもり(駒沢)のほか、重政はるゆき(松原)、橋本しげひさ(池尻)、の二人の新人が決まりましたのでご報告申し上げます。
何卒今後とも私共の改革の志に暖かいご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
時節柄、呉々もご自愛専一にお過ごし下さい。

敬具

平成十四年八月吉日

自由党政策調査会副会長
自由党東京都第六総支部会長
衆議院議員 鈴木 淑夫
                         (経済学博士)

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